こんにちは、ネットショップ向けのソフトを開発していますフラクタル・ソフトウエアの大谷と申します。

ネットショップを運営するうえで多くの方は楽天やamazonなどのモール店やMakeshopやCororMeなどの ASP（Application Service Provider）を利用してショップを開店していると思います。

その中で、商品データの登録や更新をするときや、注文データを自社のシステムと連携するときにCSVデータを FTPでアップロードやダウンロードする方法は、ネットショップを運営する方なら少しはご存知だと思います。

それぞれの管理画面だけでも、サイト運営はできないことはないですが売り上げがある程度上がってくると CSVデータで処理する事が必要になってきます。

実際にFFFTPなどのFTPソフトを使用して運用をしている人も少なくないと思います。

ただし、CSVデータでの運用方法は、CSVというインターフェイスを介して間接的にシステムを操作するので 手間や時間が掛かってしまい本当に便利だとは言い難いです。

そこで、最近では、API（Application Programming Interface）というインターネットを介したプログラムが登場し このプログラムで商品データの更新や注文データの抽出が可能となってきています。

これは、CSVデータとは違って各会社用意するプログラムで直接システムのデータを操作するために スピードが格段に速いというのが特徴です。

たとえば、弊社では、開発商品にクロール機能（型番商品の品番から価格コム検索し最安値を見つけて自社の 商品価格を最安値に自動で調整する機能）を搭載し価格の変動が頻繁に起こる商品の管理を行ってしますし、 楽天やYhaoo、amazonの商品価格や在庫の一斉変更や、自社サイトをamazonペイメントを利用してamazonのアカウントで 買い物ができる機能など数々のAPIを利用しています。

ただ、このAPIはスピーディーで大変便利なのですが、インターネット上で動作するプログラムですので当然セキュリティが 必要となってきます。セキュリティにはある一定の方法が採用されているのですが、ところが困ったことに、この手法や内容が 各社でバラバラで一貫性がありません。マニュアルやリファレンスは用意されているのですがそれぞれが独特で開発に非常に 時間が掛かってしまう場合があり、実際に１つのPAIで完全に利用できるようになるまでに１か月程度掛かった例もあります。

ここだけの話ですが、何が困るかと言うと、お客様がAPIは簡単なものだど思われていることです。APIを利用すると簡単に データーを操作できるようになると言うことでAPIが簡単なわけでは無いのです。 このことは開発者にとって非常にトホホなな話で誰にも言えない愚痴です。

とはいえ、今後、時間が経てば、APIの手順も標準化されて会社が異なっても同じ手順でAPIにアクセスできるようになるでしょうが、 今のところ、ネットショップ系のAPIはほぼ解析できているので大丈夫ですが、新しいいAPIが提供されるたびにインターフェイスとの 格闘は続くものになるのでしょうね。

もし、これを見た読者の方でAPIのことでお困り事や分からないことがあれば一度弊社にご相談ください。

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